LENOVO H310(ロープロファイル)にHDDを増設する方法
LENOVO H310はHDDが500GBあって充分ですが、
どうしてもHDD1台だと アクセスが重なったりしたときにレスポンスが悪くなってPCの処理速度が落ちてしまう。
ということで、HDDを1TBほど増設したいと思ったわけですが、
このPC、HDDが1台しか内蔵できない!
となれば外付けHDD。
読み書き速度も重視して、コストもなるべくかけたくない。
調べに調べて最もコストパフォーマンスが良い組み合わせを選んでみました。
まずHDDはSONYの1TBのHD-D1 BE。
USB3.0対応でデザインもシンプルでカッコ良い!PCでもテレビ録画でも使えます。
そして、USB3.0ボードのSD-PEU3R-2E2IL。
そう、LENOVO H310にはUSB3.0ポートが無いのです!
USB2.0でも使えるのですが、そんなことをしたら読み書き速度がえらく遅くなってしまいます。
差し込むとこんな感じ↓
PCI Express×1のスロットを使用します。
ここでご注意!!
このUSB3.0カードは電源ケーブルを差さないといけません。
でもLENOVO H310には電源ケーブルの予備が無いのです!
そこで、DVDドライブに差してある電源を分岐させることにします。
そこで利用したのがアイネックスのシリアルATA用二股電源ケーブル S2-1505SA↓
最初知らずにやってしまったので、HDDが反応せず焦りました(汗)
早速CrystalDiskMarkを使って読み書き速度を計測!
USB3.0の場合、USB2.0の場合、内蔵ドライブの3つで比較してみました。
USB3.0 | USB2.0 | 内蔵HDD(SATA) | |
---|---|---|---|
Sequential Read (MB/s) | 92.115 | 25.977 | 123.246 |
Sequential Write (MB/s) | 115.138 | 23.665 | 120.554 |
Random Read 512KB (MB/s) | 42.639 | 20.457 | 40.369 |
Random Write 512KB (MB/s) | 89.814 | 23.601 | 56.455 |
すごい!USB3.0ならSATAとほぼ同等!!
体感速度もなかなかGoodです。
外付けHDDの発熱を気にしてましたが、このHDD、しばらくアクセスが無いと、自動的に電源をOFFしてくれていました。
全部で10,270円
これでまだまだ使い倒せるPCになったかな。
【追記】
USB3.0の外付けHDDなのに、とってもファイルの読み書きが遅くなる場合がありました。それで色々調べていると、デフォルトのフォーマットがFAT32になっていました。これをNTFSに変換することで解決しました。それでもダメな場合は、パーティションを2つに分けてみてください。ベンチマークは変化無しなんですが、ドライバーとフォーマットの相性というやつでしょうか。。
パーティションをFAT32からNTFSに変換するには、
MiniTool Partition Wizard Home Editionを使っています。これ無料なのにパーティでションの移動や再分割やら結合が思いのままというすぐれものです。重宝しています。