ロジクールのマウスG304を分解修理する方法
長年愛用しているLogicoolのゲーミングマウスG304です。
何だかおかしいんです!
というのも、右クリックでメニューを出すと一瞬で消えてしまったりする。
特にEXCEL使うと列の挿入とか右クリック多用しますよね。
それがもう、
何度も何度もなーーーんども!
クリックしてやっと出せるみたいな。。
これはもうあれです。間違いないです。
「接触不良」
チャタリングして1回のクリックが勝手に連打クリックになってしまっているということ。
で分解して修理して見ました!
↓↓↓
↓まずぱかっと開けて電池を抜きます。
↓そして裏の足の部分のシールを剥ぎます。ドライヤーでシール部分を温めると簡単にはがれて、後から再度貼ることもできます。
↓そうすると出ましたネジ!これを取ってしまいます。
↓横からこんな感じでパカっと開きます。が・・・!!
↓なかなかこそからおしりの爪がかかってて開かないなと思ったら配線がつっぱってしまっているので、そのコネクタを先に外しておきます。
↓こんな感じに開きました。
↓次は電池ボックスを外します。3カ所のネジを取ってしまいます。
↓はい、電池ボックス外れました。これ先にしないとクリックボタンが外せないんですよね。
↓続けてマウスのボタンを固定している2カ所のネジを外します。
↓そうするとマウスのボタンが抜けます。が、ここもちょっとコツが必要で、なかなか抜けません。
↓というのも、ここの穴に爪部分がぐさっと入っていて、これがなかなか抜けないことがあるんです。だからボタンをちょっとぐいぐい揺さぶってると抜けます。
↓次は表を向けて、ここのネジを外します。
↓ついに出ましたケガをしているスイッチ!こいつのネジも外してスイッチを抜いてしまいます。
↓OMRONのD2FC-F-7N(10M)という品番でした。
↓スイッチのカバーを開けて中を見てみます。横のひっかけ部分をちょっとマイナスドライバーなどでこじ開けてやれば簡単に開けることができます。白いポッチが吹き飛ぶことあるので無くさないように!
↓これがスイッチの内部です。シンプルですね~美しい形をしてます。電極の曲げ方が絶妙です。
↓この赤丸の部分が接触点です。ここが腐食して接触が悪くなるとチャタリングなど起こしてしまいます。ここの接点を復活させれば完全復活間違いなし!
↓そこで我らがCRC KURE556。こいつを接点に少量振りかけて、
↓接点部分を上下ともしっかりとピンセットなど鋭利な金属でガリガリひっかいてやります。
接点部分はよく見えないので、感覚でまんべんなく腐食がきっと取れただろうなぐらいやっておけばOKです。
↓あとは全部元通りに組みなおして完成!!
↓さて、さっそくEXCELで右クリックメニューを表示してみると。。
きたぁぁぁぁぁぁぁーー!!!!!!!!!!!
おかえりなさい右クリックメニュー!!!!
一瞬で消えて5~6回クリックしてようやく表示できていたEXCELの右クリックメニューが一撃で表示できる幸せ!!
お高めだけど、とにかく操作性良く無駄のないロジクールのゲーミングマウスG304。
調子が悪くなったら買い替える前にぜひ一度お試しを✨
ちなみに、分解修理の必携ツール、電動精密ドライバーもこちらでご紹介してます。