MG6130の印刷で色が出ない、かすれるを解決する方法
こんなマイナーなページを見つけたあなた。
あなたは今、プリンターと相当格闘してきましたね。
何度も何度も何度も何度もヘッドクリーニングを試し、印刷チェックに大量の無駄紙を消費し、詰め替えインクのふき取りにティッシュを消費してきたことでしょう。
ただただ暴利なインクビジネスの往復ビンタを受け続けることに抗ったものの、膨大な手間と時間を使い、怒りと疲労、そして無力感を胸に、インクまみれの手を眺めているのではないでしょうか。
かくなる私も、そんな一人です。
あんな、あんな
クッソ高い
CANON純正インクを買ってなるものか!
絶対自力で詰め替えインクだけで乗り切ってやるぜ!
そんな思いでした。
で、実際それでずっとやってきました。
MG6130のインクはBCI-325(PGBK)とBCI-326(BK/C/M/Y/GY)
その互換インクです。
でも、どんなにやってもダメなときはダメなんです。
最初に謝っておきますね、
すいませんが、このページの解決方法は、ずばり、
純正インクを買う
です。。。
5299円。
詰め替えならば半額以下で済むものを。。。
しかし、もちろん最初からあきらめたわけではありません。
さんざんやって最後の苦渋の決断です。
プリンターの色が出ないとか、かすれるとか、主な原因は以下の3つ。
- インク切れ
- ヘッドのノズル詰まり
- インクカートリッジの問題
これら3つが1つ以上が重なることで、インクの色が出なくなったりかすれたりします。
1のインク切れはもちろん詰め替えインクをしっかり補充します。
で、ヘッドクリーニングを2回ほどやって解決しなければ、ほとんどの場合は、2のヘッドのノズル詰まりと3のインクカートリッジの問題の両方が起こっています。
まずはヘッドのノズル詰まり、これはクリーニング液を使って、ヘッドの中で固まっているインクをしっかり溶かして流してしまわなければ、どんなにヘッドクリーニングをやっても焼け石に水です。
今回使ったのはこいつ↓
こいつを使って、ヘッドのそれぞれの色をきれいにしました。
特にシアンが強烈に詰まっていたようで、液をたらしてもぜんぜんヘッド内に入っていきません。
↓ノズルチェックパターンは色出てません。
今回注射器でしゅぽしゅぽするだけでなく、一昼夜置いてみました。
すると、シアンに垂らしてあったクリーニング液が、きれいにヘッド内に吸い込まれて無くなっていました。
これでシアンのヘッドは復活!?ノズルチェックパターン印刷は??
まあ完全復活とまではいきません。
かすれまくりですが、色が出るようになり大きく前進です!
さあ、PGBKがえらいことになってますが、
もう、ここまででヘッドクリーニングもインク補充もさんざんやってきました。
あとはインクカートリッジ内部でインクが固まっていて、インク供給が悪くなっているとしか思えません。振ってみたり、ドライヤーで温めてみたりしてもだめ。
そこで、切り札の
CANON純正インクカートリッジ(T-T)
まずはシアン(C)とマゼンタ(M)だけ交換!
さあ、
甦れーーーーーー!!!
甦ってみやがれーーーーーーーーーーー!!!
はい、完全復活。。。
今までの手間と時間は何だった。。。
あれ、なんで泣いてるんだろう、オレ。。。
そんなに簡単に直っていいのか?
PGBK、お前はどうなんだ?
ようし、お前もBKと一緒に交換してやるよ、詰め替えインク満タンだけどな!
↓ノズルチェックパターンを印刷!
うわぁ。。。。。
ちゅ~~~とハンパ!
でもあきらか良くなってるな。
格子模様が見えるようになった。でもBKはぜんぜん変わってない。
ようし、あとは強力クリーニングでとどめだ!
インクを多く消費していいかだと!?
いいわけねーだろが!
まだ替えたばっかだぞ!!
と吠えたところで、事実上一択。
「いいえ」押したところで代替え案出してくれるわけでもない。。
逝ーーけーーーーぃ!!!
ぬぬ!
若干、じゃっかん効いたか?
PGBKの方は抜けが少なくなっおるように見える。
BKは変わりなしか。。
こうなりゃやけくそ。
再度強力クリーニング!!!
ぬおぉぉぉ !!
抜けの位置が変わっただけ。。。
はい、もう一発強力クリーニング!!
悪なっとるがな ((゚Д゚;))
なんじゃそりゃ!
言ってしまいましょう。
これは、もう、
インク詐欺
以外のなにものでもない。
負けたのでしょうか?
いいえ、
これまでさんざん闘ってきた私たちは、知っているはずです。
ここまでインクが出たら、
印刷品質を
「普通」から「きれい」にすれば、大丈夫であるということを。
今回はここで妥協しよう。
私たちの闘いは、まだ始まったばかりです。
さて、
まだ続きがあります。
次インクが切れたらどうするか。
はい、もちろん詰め替えインクを買って入れます。
詰め替えインクは純正インクと同程度の価格で4~5回分入れられますので、やはりお得ですよね。
で、ここで経験上の注意点があります。
詰め替えをしていくと、今回の様にいつかはインクカートリッジがへたってしまうのですが、扱い方次第で長持ちする気がしています。
長持ち方法1
インクを純正カートリッジに注ぐときに、穴を空けます。その穴のふさぎ方ですが、キットに入っているゴム栓よりもセロテープでしっかり密閉した方が長持ちするように思います。
長持ち方法2
プリンターを長期間使わないと、どうしてもヘッドやインクカートリッジが早く詰まったりへたったりするように思います。最低でも1カ月に1回は使うようにした方がよさそうです。
MG6130のインク詰め替えキットがこちら。
ちなみに、プリンターの種類もインクの型番も山ほどありますが、おそらく中身は一緒です。
というのも、私は過去に他の機種用のBCI-321やBCI-380も問題なく使っていました。
ほんっとにこのインク詐欺を、みんなの知恵で乗り切りましょうぞ!
~~~
とは言ったものの、結局カラーレーザー買っちゃいました。。
本体も2万円代とお手頃だし、このインクバトルからは完全に脱却しました。インク代はやっぱり高いですが、無駄あがきの時間やインクの捨て分を考えると遥かに精神的にもお財布にも優しかったという・・